星野くんは意地悪な笑みを浮かべると あたしの手を星野くんがしていた制服のネクタイで縛った。 状況がなかなか、つかめないあたし。 これは………なに? 今から何が始まるの? そんなことを混乱する頭で考える。 「美夜……」 いきなりあたしの耳元でハチミツより甘い声で囁いてきた。 「あ………」 あたしの口から勝手に声が漏れてしまう。 それを待っていたかのように 深い口づけをされる。 甘くて 優しくて あたしを深く求めるような口づけ。