あたしは慌てて布団の中に隠れてシャツのボタンを急いで閉める。



「あれ?寝てるの?」



さっきよりも近いところで男の人の声が聞こえた。



「起きてますっ」



あたしは慌てて布団から顔を出して否定した。



のは、いいんだけど……







予想してた距離よりその男の人の顔が自分に顔の近くて自分の体が、どんどん熱くなるのを感じる。


ち、近すぎて
この人が誰なのかわかんないよ!!



「あれ?顔赤くない?熱でもあるのかな?」



そう言って眼鏡をかけて白衣をきた色黒の先生の以外にも整った顔が近づいてくる。




うええぇぇっ!!?



あたしは何がなんだかわからなくなって……




ついつい
男の人の顔を……





バチンッ






叩いてしまった。