ニコニコ顔の太陽みたいな眩しい笑顔。


眩しくて見れない……。



そんな笑顔は光太の状態を見た瞬間になくなった。



「どどどうしたの!?人が倒れてる!!」



「こいつが俺の美夜に抱きついてたんだよ」



おおお、俺の美夜!?



あたしはその言葉を聞いて自分の顔が熱くなるのがわかった。



そんなあたしの反応を見てなのか
自分が恥ずかしいことを言ったのがわかったのか、悠雅の顔も一瞬で真っ赤になった。



「ああ……えっと…悪いな……俺の美夜なんていっ…て……」



照れながら俯いてあたしにそう言ってくる悠雅。


「あああ、あたしこそごめんなさい……照れちゃって……」



あたしも照れながら俯いて悠雅に謝った。



そんなあたしたちの光景をニヤニヤしながら見ているてるちゃんとムスッとした表情で見ている光太。