俺はその男から美夜を引き剥がした。



美夜の顔がまた真っ赤になる。



可愛いっ。



「あ…の……ごめんね?」


俺の様子をうかがうように上目遣いで見てくる潤んだ瞳に………




俺は撃たれた。




「美夜ぁぁぁ!!!」


でかい声で叫んで

美夜に熱いキスをする。



校長室にいる二人が呆然と俺たちを見ているのは気にしない。



したい時にするのが一番だからな!



さっきまで美夜は俺から離れようと必死だったけど
今は俺の熱いキスに酔っちゃって全く抵抗してこない。




そんな美夜も可愛いから別にいいんだけど。



抵抗してくれた方がもっとよかったな………