あたしの身体を蝕んでる。 あたしは無意識のうちに自分の身体をかいていた。 イヤ……やめて! あたしを苦しめないで! 無我夢中で身体中をかく。 「美夜……やめろっ」 身体をかく手を聖斗が止める。 やめてっ! 気持ち悪い…… 気持ち悪い…… 壊れちゃう…… 痛いよ、苦しいよ、悲しいよ…… 「星野くんを忘れたいの!!!」 そう叫んだら 聖斗が優しくあたしにキスをした。