「お邪魔しまぁす」


あたしは遠慮しがちに聖斗の家の中に入って
靴を揃えてから中に入る。


うわぁ……


見た目も綺麗な家だけど
中は見た目以上にとっても綺麗。


玄関広いし、実は聖斗ってお金持ちとか?


なんて、あたしは玄関をキョロキョロと見渡していると
玄関に靴があたしと聖斗のモノしかないことに気がついた。



「今誰もいないの?」


あたしは、前に立っていた聖斗に首を傾げながら聞いてみた。


そしたら聖斗が玄関の靴の数を数えてから



「う〜ん…いないみたいだね……」

っとあたしの質問にこたえてくれた。



「そうなんだ……」


あたしは呟くようにそう答えると
ドキドキしている自分に気づいた。



うわ……。


なんか緊張してきた。


だって

聖斗は、中2だけど一応男だし。


今、二人だけだし。

告白してきた男だし?


緊張していない方が
おかしいと思う!