「…や…綾…おい!綾!!」 大きな声がして意識が戻ると、目の前に侑志の綺麗な顔。 一気に体が熱くなって、ボゥッとする。 「…おい。大丈夫か?」 「あ…うん。ごめんね」 侑志をなるべく見ないように、小さな声で謝った。 今さっきこの気持ちに気付いたばっかりで…なんとなく、恥ずかしい。