「うわぁ~!!美味しそ~」



「じゃあ私、光呼んできますね♪」

こぼれそうな涙を拭って、光の元へ向かった。


「光ー!!早く部活来てねぇ♪♪♪」
「了解!今から行く!!」





「せーのっ、」

「「「光!!お帰りぃぃ!!」」」


「うぉ!マジで!?サンキュー!!」


「ケーキは結衣センパイ、その他の料理は結衣センパイと二人で作ったんだよ♪」


「…おい、お前ら二人は??」


「「うふ♪食べるの専門♪♪」」

「偉そうにいうことじゃねぇよ…」

この日々がずっと続くと思ってたんだよ…

自然と涙がこぼれる。

「えっ?深雪、どうした??」

光…いつも鋭いね。

「えへへ。何でもない。」
「深雪ちゃん…ずっと様子がおかしいよ?正直に話して欲しい……」

結衣センパイまで…

那奈センパイも椎奈センパイも私を見てる…


「何でもない」
そう言おうとしたけど、光が言えって譲らなかった。
「…。」
言いたくないのに