「今日が最高の1日になりますように!!」 私は大きな声を出して空に向かって両手を掲げた。 一種の願掛け? 今日は私にとって特別な日だからね 「朝からおめでたい奴…」 ブツブツと願い事を唱えていたら、 窓の向こう側からベランダの手すりに頬杖をついてこっちを見ている奴がいた。