あぁ…そうか…! 「高熱で覚えてないんだね」 「うん…」 「初純が倒れた時、神崎君がテントから全力疾走して、初純を運んだってわけ」 「そうだったんだ…」 初純は何故か下を向いてゴニョゴニョ言っている。 「どうしたの?…なんかあった?」 「……えっと…」 初純が言いにくそうにしているのを見て、私はピンッときた。 「わかった!『好き』って…言ったとか?」