「…っえ…」 「…ない…で……」 「初純…?」 「行かないで…!」 「……っ!?//」 大きく音を立てる心臓。 びっくりするぐらいフル回転する頭の中。 頭が真っ白になってもわかることは、真っ赤な顔で涙を流しながら俺の体育服の端をつかむ初純がいるということだけ。 「初純…?」 しかし、次の瞬間、俺の心臓は止まりそうになり、頭は突然回転を止めた。 「…行か…ないで…… …陽ちゃん…っ!」