俺は初純の頭をぽんぽんと、撫でて第1編成場へと向かった。 後ろは振り返らなかったけど、初純はきっとまだ視線を落としたままだろう。 初純は…きっと恭平を無視出来なくなってきている。 理由は2つ。 恭平が今、一番初純に近い存在だということ。 そして、 恭平があいつに似ていること。