生徒達は一斉に行進を始めた。 初純もふらふらしながら、行進している。 「神崎君」 「ん?あぁ、木原」 グランドの半分まで来た時、後ろから木原に話しかけられた。 「初純…熱、ある」 「……やっぱりか」 どうりであんなにふらふらしているわけだ。