「…お疲れ」 私が蛇口をひねって、絵の具をもくもくと落としていると、恭平がのぞき込んできた。 「旗係だったっけ?」 「うん」 私が素っ気なく返事をすると、恭平は赤色の絵の具がついたふでを私から取り上げた。 「洗うんだから…返してよっ」 「やーだ♪」 「〜っ…恭平!」 私が恭平の腕を掴み、ふでを取ろうとした。 「ぅわっ…初純危ないって!」 「じゃぁふで返してよ!」 「ちょっ…まじで止めろって!」 「えっ…きゃあっ!」