私はそんなことを思いながら、港のはじっこにある公園のベンチに座った。 「はぁ─…杏理まだかな」 ケータイを開いても着信はない。 その時、大きな音が鳴り響いた。 ド──ン…ッ… 花火…始まったんだ… 「………」