「うそだって、お前が静かだと調子狂う」


「えっ…」


「勘違いすんなよっ//」



恭平はそっぽを向いてしまった。



「うん…//」



恭平の横を歩いているだけで、なんだかふわふわした気分になった。







───………





バスに着くと、恭平は私の荷物をバスに積んでくれた。



「ありがとう…」


「ん」



恭平の肩から手を離すと、やはり寂しい思いに包まれた。



「じゃ、片付けてくる」



そう言って恭平はまた公民館へ戻っていった。







まだ心臓がドクドクいってる…。