「…えっ……」 俺が声のした方を見ると、目の前に初純の意地悪そうな顔があった。 「私じゃなくてボールを見たら?」 初純はニッと笑うと女子バスケ部のいる方へ、走っていった。 「……っ…///」 肩が熱い。 ついでに頬っぺたも…。