「初純が好きなら、『好き』と伝えてから諦めろ」



「………」



「…明日も早いから部屋に帰るぞ」



「……」



俺は恭平を屋上に残し、その場を後にした。







別にカッコつけてるわけではない。









恭平には後悔してほしくないから。