───……… 「長くなってすまなかったな」 「いえ…。それじゃ失礼します」 俺はそそくさと体育館を出ると、更衣室にそのまま入った。 「もう…日が落ちるし…」 俺は急いで制服に着替えて、更衣室を出た。 ────……… ──… 少し早歩きで自転車小屋に行くと、誰かが小屋の柱の横に座り込んでいる。 「……?」 塞ぎ込んでいるのでわからない。 けれどその人に近づいていくにつれて、やっと誰だかわかった。 「初純…?」