「あっ、恭平」 「ん?」 ドアの方を見ると、杏理と恭平が立っていた。 「杏理どこ行ってたの─?お昼食べ終わっちゃうよ?」 「ごめんごめん」 杏理は少し笑ながらお弁当を持って私の前に座った。 恭平も一登の前に座った。 「またメロンパンか…」 「うん」 恭平は少しあきれたように言う。 「太るぞ─♪」 「大きなお世話」 私はべっと舌を出し、オレンジジュースをすすった。 「そんなにメロンパン好きか」 「え?…うん、好き」 恭平は私を興味深げに見た。