けれど…、 『陽ちゃん、今日も美術部行くの?』 『うん、出来上がったら初純に見せてやるよ』 そう言って、よく陽平は初純の頭を撫でてたっけ…。 『うん!楽しみにしてるね!』 桃色に染まった頬。 俺に向けられる笑顔よりも輝いて見える表情。 初純は俺じゃなくて、陽平をずっと見ていたね。