なんで… どうして… 陽ちゃんがここにいるの!? 「はぁ…はぁ……っ」 会場の外は、澄みわたるように晴れていて、風が心地よい。 私は木の下にあったベンチにゆっくり座った。 「…陽…ちゃん…」 …─── 『久しぶり』 『初純』 ────…… ふっと風が吹いたその時、誰かが私の名前を呼んだ。 「初純!!」