「留羽、お前…翠央を襲うんじゃねぇよ」 どこからか低い声が頭の中に響いてきた。 え? 今の声……なんなんだ!? 考える間もなく、突然ドンッという衝撃と共に背中に痛みが走る。 パッと目を開けると、ペットボトルがビュンッと飛んできて、俺は咄嗟に手を前に出して受け止めた。 その飛んできた先には俺を睨む男の姿…… って…匠じゃん!!