別に俺が焦る必要もないけど、なんか落ち着かない。 急かしてやった方がいいんだろうか…。 席を立とうとすると、皆島が先に翠央に声を掛けて廊下へと連れ出した。 廊下の窓から外の様子をみている翠央は、皆島からネクタイとリボンの交換の話の説明を受けているようだ。 な……なるほど。 どうりで、ゆっくりしてたわけだ…。 そういう話、知らなかったんだな…翠央は。