「ほら、ここに居る…。」 翠央は、優しい笑顔で話す相沢先輩をジッと見つめている。 その横顔を見ているだけでも、胸が締め付けられるような感覚がした。 少し二人で何か話した後、突然、相沢先輩は翠央を軽々と抱きかかえた。 そう… 俺が告白した日に、抱きしめていた腕の中から翠央を奪いとった時のように。