離れようとする翠央をしっかりと強く抱き締める。 “俺を好きになれよ” その言葉に翠央は、ビクッと体を震わせた。 忘れてほしい…。 相沢先輩のこと…全て忘れて俺のことを好きになってくれたらいいのに…… そんな想いを抱きながら、翠央の髪をサラッと撫でた。 お前の辛い顔や悲しい顔は見たくないから… そんな顔させる先輩とは、一緒にいてほしくねぇんだよ……。