俺の部屋に戻って来ると、雷の大きな音が響いた。 「きゃっ…!!」 翠央は、俺の首に手を回してギュッと抱きつく。 怖がってる翠央には悪いけど、すげぇ可愛い…。 こんな風に抱きついてくれることなんて普段じゃ考えられないからな…。 微笑ましく思いながら、俺は、翠央をベッドの上にゆっくりとおろした。