そして、その夜。 俺が風呂から部屋に戻って来ると、窓の外からピカッと眩しいくらいの光が辺りを照らした。 その後には、ゴロゴロという大きな音…。 雷か…。 今日は、かなりムシ暑い一日だったからな…。 タオルで髪を乾かしながら、カーテンをキッチリと閉めた。 そうだ、翠央! 俺は、慌てて翠央のいる隣の部屋へと向かった。