「…まあいいや。あとでゆっくり意味を教えてやるから。」 匠はフッと笑いながら翠央ちゃんを見つめると、体を離して手を繋いだ。 「公園、すぐそこだから。」 スタスタと翠央ちゃんと一緒に歩いていく匠の後ろについていく。 本当に翠央ちゃんのこと、可愛くて愛しくて、しょうがないんだな…。