素顔の先輩と甘い休息〜番外編〜

休み時間、さすがに元気をなくした俺は、トボトボとあてもなく廊下を歩いていた。


さっきまで、梅雨にも関わらずウキウキしてた俺はどこかに行ってしまったようだ。


普段の俺に似合わず廊下の窓から雨が降る外の景色をボンヤリと見てたそがれていると…


『あれって、白木先輩じゃない！？』


『そうだね！本物っぽい！！』


女の子たちの興奮気味な声が耳に入ってきた。