なんとか嘘で誤魔化そうとして、ゲームの話をし始めると、匠は呆れた表情を浮かべた。 「……分かったよ。もういい。」 ハァ…とため息をつかれてしまった。 ま、まあいっか…。 とりあえず、疑ってはいたいみたいだし…。 ホッとしながら席に着いた。 楽しかったなぁ… 翠央ちゃんと過ごした昼休み。 あの癒された時間は、俺と翠央ちゃんだけの秘密…ってことにしておこう…。