結局、翠央からは何も理由は聞けず、皆島からの情報も得られないまま、日々が過ぎていき…… 気付けば中間テストも終わっていた。 放課後、部活に行こうとカバンを持ち、ふと翠央の席を見た。 あれ……? 今日はまだいるんだ…アイツ。 もう既に教室から出て行ったものだと思っていた俺は少し驚きつつ、自然と翠央の席へと歩き始めていた。 「はぁ……」 近くに行くと、翠央はテストの答案用紙をみながら、ひたすら溜め息をついている。 …そんなに悪かったのか? 俺は、ヒョイッと答案用紙を翠央の手からとった。