まず梓に手出した時点で許す気が失せるみたいな。
もともとそんなもんなかったけど。
つうか「兄貴、傷だらけだけで息切れしてるけど無理しないほうがいいんじゃない?」
「残念ながら俺はかっこつけたがりなんでここはちょっと譲れないんだわー。つうかマジ梓に手出すとかありえないし。」
ほほー
さすが兄妹じゃん。
考えることは一緒みたいな。
「つうかお前こそ大丈夫かよ?めずらしく息切れしてんじゃん。」
そりゃするわ。
こんだけ数に相手してまだかすり傷で済んでることに触れて欲しかったみたいな。
「残念ながらあたしはケンカが大好きだし。梓も大好きなんでちょっと帰る気にはなれないわー。」
まぁこんな会話しながらどんどん倒していってたら、総長の三人だけが残ってた。
そしたら総長Aが「おいおい、なんなんだよこいつら!化け物かよ!」と焦った顔で言った。
ひどいなー
なんてね。
そんなことみじんも思ってないみたいな。
そしたら総長Bが「だめじゃねーかよ!」と言ったので
総長Cが「お、俺に言うなよ!」といった。
つうかいまさら仲間割れっすか。
まぁ相手の事情は関係なく潰すのみみたいな。
だって梓を傷つけたし。
というわけで言い合いをする総長ABCを潰させてもらった。


