うんとにかく下っ端の話をまとめると臥龍(かりゅう)という族と清華(せいか)という族と舞龍(まいりゅう)という族が合同になって責めてきたらしい。
しかもプチ情報以下省略によるとこの3つの族は全国で3、4、5番目に強いらしい。
つうかこれさすがにヤバイんじゃないの?
と真面目に心配するわけない。
だって龍党は全国で1番強いんでしよ。
なんて吞気に思っていたら下っ端の話はまだ続いてた。
どうやら龍党の下っ端ほぼ全員がおなかを痛めて帰ったらしい。
うんなので今敵以外でこの倉庫にいるのはあたし、プチ情報以下省略、梓、マスター、下っ端だけということになるらしい。
「あーそれ俺がセンナ茶(便秘解消のために飲むお茶)を飲ませたからじゃね?」
どうやらプチ情報以下省略のせいでこういう状況になったらしい。
「お前かい?!」
とつっこんでたマスターをスルーさせてもらった。
「ってか敵は400人くらいでしたけどヤバくないっすか。」
つうかお前はお茶飲んでないのかよ?
と思い聞いてみた。
「あー自分一昨日からお腹を壊してて、あまり変なものを飲み込まないよう注意してたっす。」
ふーん
「まぁとりあえずケンカしない?」
うんだって最近思いっきり体を動かしてないし。
「お前、本当にケンカすんの好きだなー」
とあきれながらも自分もケンカする気満々だったくせに。


