扉を開けて普通に入って行った。
そこに居たのは総長(プチ情報マスター兄貴)の航と幹部の須藤幹生、通称マスターがいた。
なんでマスターと呼ばれているかというと、彼が男の欲求(性的なあれ)を自分の手で満たそうとする行為をあたしがたまたま見てしまったのでそう呼ぶことにした。
まぁ要するにマスターベーション中にあたしが出くわしちゃった的な。
うんあの時のマスターの顔は見物だったなー
なんて思い出しながら思い出し笑いをして見たり。
そうしてたら「お前なに1人で笑ってんの?!」ってマスターにつばを飛ばしながらつっこまれた。
もしあたしが女子高生だったら
「いや~、つば飛ばすなんて汚い~マジ近寄らないで~!」
とか言いそうだなー
うんわしも一応女子高生なんじゃが。
まぁ現代の女子高生で自分のことをわしなんていう人いないだろうけど。
いたらあたしも是非会いたいものだ。
そんなことを思いながらあたしが笑った理由を話した。
「いやーマスターの顔をみたらついマスターベーション中のマスターの顔が浮かんじゃって。ぷくく」
あ、ぷくくっていうのはあたしが吹き出した音ね。
「もう忘れて!俺あんときちょっと欲求不満になってただけだから!マスターっていう呼び方もやめて!」
という熱心な議論に梓が吹き出した。
うんさすがにかわいそうになったのかプチ情報以下省略が止めに入ってきた。
「雅、さすがにマスターがかわいそうだからやめてあげな。」


