「「「「写真!」」」」
四人は、声を揃えて言った。マキ先輩は、カッコよく頷いた。ハル姉は、ものすごく気が抜けた表情を浮かべた。
「そうでしたね、写真!じゃあ、撮りましょう!先生も一緒に!」
「え?私も?写真?─────いーじゃないっ!撮ろ撮ろ!ほら、早く!!」
ハル姉のキラキラ輝く瞳を見て、何だろう?あぁ、何とかしてやらなきゃ!って思うのは、きっと私だけじゃないのだろう。
こういう所は、マキ先輩に似ている。いや、年齢的に逆か。マキ先輩の純粋な思い付きはハル姉に似ている。
今更だけど思う。だから私は、何の抵抗もなく、あの先輩を受け入れられてのだろうと。
小梅ちゃんの前に、私達五人は並んだ。ハル姉を真ん中に、右にシキちゃん、左にマキ先輩。ハル姉の後ろにサイオンジ先輩、マキ先輩の後ろに私が並ぶ。
三脚など持ってきていないから、目の前の石段にカメラをセットしながら、エークンは上手くピントを合わせ、タイマーを仕掛け、素早く五人の下に駆け寄る。
シキちゃんの後ろに並び、そっと肩に自然と手を置いた所で、カメラは持ち主の空気を呼んだのか、タイミング良くシャッターを切った。
四人は、声を揃えて言った。マキ先輩は、カッコよく頷いた。ハル姉は、ものすごく気が抜けた表情を浮かべた。
「そうでしたね、写真!じゃあ、撮りましょう!先生も一緒に!」
「え?私も?写真?─────いーじゃないっ!撮ろ撮ろ!ほら、早く!!」
ハル姉のキラキラ輝く瞳を見て、何だろう?あぁ、何とかしてやらなきゃ!って思うのは、きっと私だけじゃないのだろう。
こういう所は、マキ先輩に似ている。いや、年齢的に逆か。マキ先輩の純粋な思い付きはハル姉に似ている。
今更だけど思う。だから私は、何の抵抗もなく、あの先輩を受け入れられてのだろうと。
小梅ちゃんの前に、私達五人は並んだ。ハル姉を真ん中に、右にシキちゃん、左にマキ先輩。ハル姉の後ろにサイオンジ先輩、マキ先輩の後ろに私が並ぶ。
三脚など持ってきていないから、目の前の石段にカメラをセットしながら、エークンは上手くピントを合わせ、タイマーを仕掛け、素早く五人の下に駆け寄る。
シキちゃんの後ろに並び、そっと肩に自然と手を置いた所で、カメラは持ち主の空気を呼んだのか、タイミング良くシャッターを切った。
