「な、何?サクラ?どうしちゃったの、ハル先生?カニクリームコロッケって何?」
「えーとですね、ハル姉はうちの母が作るカニクリームコロッケが、世界一大好きな食べ物らしいです。
一度食べた時から尋常じゃないハマり様で、その後五日間、毎日うちに夕食と言うか、それを食べに来て、さすがに六日目に、おばさんに怒られたらしく、話し合いの末、月に一度だけ食べさせてもらっていいって事になったらしいです。
うちの母としては、ハル姉の喜びようがあまりに嬉しかったみたいで、残念がってましたけどね。
だから月に一度だけ、ハル姉の為に作れるカニクリームコロッケの日を大切にしているんですよ」
「へ、へー、、、ってか、そんなに美味いの?サクラん家の、カニクリームコロッケ」
「美味しいなんてもんじゃないのよー!マキちゃん!あれはね、アートよっ!私の心を味覚と言う感覚で満たす、極上のアートなのよ!!!」
「は、はぁ────ところで先生、怒ってたんじゃないの?」
「ん?怒ってる?誰が?」
「え、いや、、、さっき、、、あれ?あれー?」
私は、ハル姉の返答に、戸惑いの色を強くしたマキ先輩の下に、さっさと駆け寄った。
「えーとですね、ハル姉はうちの母が作るカニクリームコロッケが、世界一大好きな食べ物らしいです。
一度食べた時から尋常じゃないハマり様で、その後五日間、毎日うちに夕食と言うか、それを食べに来て、さすがに六日目に、おばさんに怒られたらしく、話し合いの末、月に一度だけ食べさせてもらっていいって事になったらしいです。
うちの母としては、ハル姉の喜びようがあまりに嬉しかったみたいで、残念がってましたけどね。
だから月に一度だけ、ハル姉の為に作れるカニクリームコロッケの日を大切にしているんですよ」
「へ、へー、、、ってか、そんなに美味いの?サクラん家の、カニクリームコロッケ」
「美味しいなんてもんじゃないのよー!マキちゃん!あれはね、アートよっ!私の心を味覚と言う感覚で満たす、極上のアートなのよ!!!」
「は、はぁ────ところで先生、怒ってたんじゃないの?」
「ん?怒ってる?誰が?」
「え、いや、、、さっき、、、あれ?あれー?」
私は、ハル姉の返答に、戸惑いの色を強くしたマキ先輩の下に、さっさと駆け寄った。
