空の色は、先ほどと何も変わらず、先輩曰く、バドミントンがしたくなる気温を保っていた。
「サクラちゃん。私の事、どう思う?」
突然だった。不思議な質問だと思った。求めている答えも、妥当だと思う答えも見付からない。
でも、シキちゃんがそう聞きたくなるのは、何となく分かる気がした。だから、想いの分だけ言葉を並べてみる事にした。
「そうだな──まずは、友達。それも、すごく大切な友達。たった一人だけだからとか、そう言うんじゃなくて、、、何て言うか、、、心の底から、幸せを願える人だね。
あと、私の好きな表現が出来る人。シキちゃんの描く絵は、優しさが溢れていて、すごく好きだよ。線も色使いも、大好き。
あとね、可愛い人。だってねぇ?最初に張った意地をドンドンドンドン張り続けて、ついには大好きな人とケンカまでしちゃうなんて、可愛いじゃない。あとは────」
「え、気付いてたんだ!」
その彼女の表情は、こちらが驚くほど意外そうだった。
「サクラちゃん。私の事、どう思う?」
突然だった。不思議な質問だと思った。求めている答えも、妥当だと思う答えも見付からない。
でも、シキちゃんがそう聞きたくなるのは、何となく分かる気がした。だから、想いの分だけ言葉を並べてみる事にした。
「そうだな──まずは、友達。それも、すごく大切な友達。たった一人だけだからとか、そう言うんじゃなくて、、、何て言うか、、、心の底から、幸せを願える人だね。
あと、私の好きな表現が出来る人。シキちゃんの描く絵は、優しさが溢れていて、すごく好きだよ。線も色使いも、大好き。
あとね、可愛い人。だってねぇ?最初に張った意地をドンドンドンドン張り続けて、ついには大好きな人とケンカまでしちゃうなんて、可愛いじゃない。あとは────」
「え、気付いてたんだ!」
その彼女の表情は、こちらが驚くほど意外そうだった。
