full moon

テーブルの上にはパスタ、スープ、サラダ、そして真っ赤な苺が綺麗に並べられていた。





作られた料理を見れば作業に手慣れている事は一目瞭然だった。





今日のメニューも誰のために作っていたのであろう。





見た目も味も完璧だった。





どの料理も優しい味がした。







最後に口にした苺がやけに甘くて、私の心を締め付けた。