クロスのネックレスがショウの手の中で輝いていた。
付き合って一年目の記念日にもらったショウからのプレゼント。
捨てずにずっと持っていた。
「俺からの連絡待ってたんでしょ?………ねぇユウ…どうなの?」
優しく髪を撫でるショウの指先。
待ってなんかない。
だから連絡先も携帯から消した。
思い出したくなくてショウのすべてを忘れようともしてた。
じゃあなんで捨てなかったんだろう…
箱に閉じ込めていたんだろう…
ショウに会いにいく夜に制服の右ポケットに落としたのはどうして?
何かを期待してた。
もう一度私の首元にクロスが輝く事を…
もう一度ショウが求めてたくれる事を望んでたの?
クロスを見つかってしまったらもう何も言えないよ…
付き合って一年目の記念日にもらったショウからのプレゼント。
捨てずにずっと持っていた。
「俺からの連絡待ってたんでしょ?………ねぇユウ…どうなの?」
優しく髪を撫でるショウの指先。
待ってなんかない。
だから連絡先も携帯から消した。
思い出したくなくてショウのすべてを忘れようともしてた。
じゃあなんで捨てなかったんだろう…
箱に閉じ込めていたんだろう…
ショウに会いにいく夜に制服の右ポケットに落としたのはどうして?
何かを期待してた。
もう一度私の首元にクロスが輝く事を…
もう一度ショウが求めてたくれる事を望んでたの?
クロスを見つかってしまったらもう何も言えないよ…
