full moon

準備を終えてマンションの下で待つ。




夏の日射しが肌を焦がす。




こんなにまぶしい太陽を見たのはいつぶりだろう?





そんなことを考えていると携帯に着信。




「もしもし。」



「ユウぼぉーとしすぎ。こっちこっち!」



振り向くとユウキが手をひらひらさせながら笑っていた。




私も笑いながらユウキのもとに歩いた。