透吾といると、ありのままでいられるし、飾らなくてもいいからすごく楽。だけど、違う。
「ごめん。あたし、やっぱり……まだ篤紀が好きで」
ああ、キスするんだな。そう思った瞬間、「やだ」って気持ちを抱いたの。
「ほんとごめんなさいっ」
多分、あたしが見つめていたから、透吾はその気になったんだ。思わせぶりなことをしてしまった。
少し身を引いた彼は、慌てて謝るあたしをジィッと見ている。
もう一度「ごめん」と言ったら、透吾は間を置いて「うん」とつぶやいた。
「俺もごめん。……血迷った」
「ごめん。あたし、やっぱり……まだ篤紀が好きで」
ああ、キスするんだな。そう思った瞬間、「やだ」って気持ちを抱いたの。
「ほんとごめんなさいっ」
多分、あたしが見つめていたから、透吾はその気になったんだ。思わせぶりなことをしてしまった。
少し身を引いた彼は、慌てて謝るあたしをジィッと見ている。
もう一度「ごめん」と言ったら、透吾は間を置いて「うん」とつぶやいた。
「俺もごめん。……血迷った」



