打ち上げられた幾つもの花火。その花びらに照らされる夜空の雲。
「わぁ……」
「カメラ持ってくればよかったな」
空に描かれる花に見とれる、あたし。透吾はウチワで首元を仰ぎながら、満面の笑みを見せてきた。
でも、あたしと目を合わせたことで、その表情は次第に真剣なものになっていく。
「…………」
あたし、いまどんな顔をしてるのかな?
ドキドキして、でも泣きそうで、自分じゃよくわからない。
長い沈黙が流れていた。次々とあがる花火の音を聞きながら、あたしたちは静かに照らされた互いの顔を見つめる。
「わぁ……」
「カメラ持ってくればよかったな」
空に描かれる花に見とれる、あたし。透吾はウチワで首元を仰ぎながら、満面の笑みを見せてきた。
でも、あたしと目を合わせたことで、その表情は次第に真剣なものになっていく。
「…………」
あたし、いまどんな顔をしてるのかな?
ドキドキして、でも泣きそうで、自分じゃよくわからない。
長い沈黙が流れていた。次々とあがる花火の音を聞きながら、あたしたちは静かに照らされた互いの顔を見つめる。



