ティアラ2

「少しでも半端なやつがいたら、全員の努力は一瞬で無駄になる。それがチームだ。ちゃんと頭に入れとけ」
「……はい」

期間限定でも仕事は仕事。スッピンでもモデルはモデル。そう言われた気がした。

シュンとして素直に頷くと、透吾はフッと微笑んで、表情を和らげた。

「よし、じゃあ上で着替えてこい」
「え?」
「5分以内に戻ってこいよ」
「な、何?」
「早く!」
「あ、はいっ」

いきなり急かしてくる彼。あたしは戸惑いながらも、ひとりで車をおり、また部屋に戻った。