「……しつこくつきまとったことで美和さんにも嫌われかけていたんですが、今日やっと……OKの返事をいただきました。でも彼女はまだ未成年ですし、ちゃんと親御さんにも承諾をいただかなければ……と思いまして」
ふたりのときとは全然ちがう話し方。
今度は、お母さんもきちんと話を聞いている。複雑な表情を浮かべていた美空も、篤紀のことしか考えていなかったお父さんも、静かに透吾の言葉に頷いていた。……聞いてないのは、客人用に出したはずのお菓子を遠慮もなく食べているバカ兄貴だけ。
「美和はどうしたいの?」
「だから、ここに来る前にもうOKはしてるの」
透吾が話し終えたあと、お母さんはあたしの気持ちを聞いてくる。さっき何も聞いてなかったんだな、とため息混じりに答えるあたし。
ふたりのときとは全然ちがう話し方。
今度は、お母さんもきちんと話を聞いている。複雑な表情を浮かべていた美空も、篤紀のことしか考えていなかったお父さんも、静かに透吾の言葉に頷いていた。……聞いてないのは、客人用に出したはずのお菓子を遠慮もなく食べているバカ兄貴だけ。
「美和はどうしたいの?」
「だから、ここに来る前にもうOKはしてるの」
透吾が話し終えたあと、お母さんはあたしの気持ちを聞いてくる。さっき何も聞いてなかったんだな、とため息混じりに答えるあたし。



