「うん。俺、足を出してるほうが好きだし」
…………。
付け足された彼の言葉に、げんなり。
「はいはい、スケベね、相変わらず」
笑っている女性の返事で、あたしの胸はまた不安でいっぱいになった。
こんなところへ連れてきて着替えさせるなんて、やっぱりあたし……デビューしちゃうのかな?
「……どうしよ」
真っ赤になる鼻先、充血した瞳。鏡に映るあたしは、いまにも泣き出しそうな顔。
しゃがんで自分の服を掴んでいると、トントンとドアを叩かれた。
「は……はい」
「もう着替えた?」
女性の声。あたしは渋々、そうっと扉を開ける。
…………。
付け足された彼の言葉に、げんなり。
「はいはい、スケベね、相変わらず」
笑っている女性の返事で、あたしの胸はまた不安でいっぱいになった。
こんなところへ連れてきて着替えさせるなんて、やっぱりあたし……デビューしちゃうのかな?
「……どうしよ」
真っ赤になる鼻先、充血した瞳。鏡に映るあたしは、いまにも泣き出しそうな顔。
しゃがんで自分の服を掴んでいると、トントンとドアを叩かれた。
「は……はい」
「もう着替えた?」
女性の声。あたしは渋々、そうっと扉を開ける。



