甘ぁいアップルティ。
飲むと気分が落ち着くからよく頼むけれど、なんかいまは……この甘さを美味しく思えない。
自然とそういうときが、かぁ。
「まぁ、深町は……今、って感じなんだろうけれど」
同じことを考えていた直子。あたしは「でしょ?」と返し、小さくため息をつく。
「一緒の大学へ行こう」って約束をしていたのに、篤紀は付属の大学へ行き、あたしは直子と同じ短大へ。
あのバカは、なぜか4月からバイトの日数も増やしてる。そのせいで、会う時間は高校の時よりも少なくなっていて……。
最近は会っても喧嘩ばかりだし、このままじゃヤバイような気がする。
飲むと気分が落ち着くからよく頼むけれど、なんかいまは……この甘さを美味しく思えない。
自然とそういうときが、かぁ。
「まぁ、深町は……今、って感じなんだろうけれど」
同じことを考えていた直子。あたしは「でしょ?」と返し、小さくため息をつく。
「一緒の大学へ行こう」って約束をしていたのに、篤紀は付属の大学へ行き、あたしは直子と同じ短大へ。
あのバカは、なぜか4月からバイトの日数も増やしてる。そのせいで、会う時間は高校の時よりも少なくなっていて……。
最近は会っても喧嘩ばかりだし、このままじゃヤバイような気がする。



