「自分に自信がない・・・だけ」

恥ずかしくなって顔を下げずには

いられなかった。

そんなことお構いなしに幸平は

前に回って私の顔を覗きこんだ。

「どうした?璃々子らしくねー。

お前は十分すぎるくらいかわいーぞ♪」

――ドキッ。