とりあえず、無視。 しばらくすると幸平が戻ってきた。 「私どこ?」 聞いているのに、幸平は無視に近い態度 をとり、自分の席についてしまった。 「ちょっと・・・自分で見てくるから良い」 「ここ」 見に行こうとした直前に幸平は言った。 「は?」 「だーかーら、ここ」