──…キミは、忘れてしまった。

アイツのことも
組織のことも
俺の..ことさえも──…


だけど、

これでよかったんだろうか?


キミが忘れたかったキオクと

溢れかえる俺のキオク──…


俺、独りじゃ

持ちきれないくらいに


そのキオクは、

あまりにも繊細で..


そして、脆い─…


悲しくなんてない。


俺たちは、キオクを

共有するモノなんだから──…